AOSBOXの状況一覧レポートでは、バックアップ毎にストレージの変化を記録します。 これは、実際のアップロード量ではなく、前回のバックアップ完了時のストレージ容量と、その回のバックアップ完了時のストレージ容量の差分となります。 これは、世代管理によって、世代数の上限を超えて古い世代が削除されたとき、その削除されたファイルのサイズ分少なく表示されることを意味します。 例えば、100MBのサイズを持ち、更新ごとに10MBずつサイズが増加するファイルをバックアップしている場合、状況一覧のストレージ変化として下記の様に表示されます(世代数は既定値の10とします)。 世代 世代のサイズ 状況一覧に表示されるサイズ 1 100MB 100MB 2 110MB 110MB 3 120MB 120MB 4 130MB 130MB 5 140MB 140MB 6 150MB 150MB 7 160MB 160MB 8 170MB 170MB 9 180MB 180MB 10 190MB 190MB 11 200MB 100MB(200-100=100) 12 210MB 100MB(210-110=100) 13 220MB 100MB(220-120=100)
Category: 基本機能
高速モードと標準モードについて
バックアップ中に、標準モードと高速モードに切り替えることができます。 標準モードの場合、「高速モードに切替」をクリックすると高速モードになり、表示が「標準モードに切替」に変わります。 高速モード:CPUやメモリなどのパソコンのリソースを、可能かなぎり使用してバックアップを行います。 標準モード:パソコンのリソースを、ほかのアプリケーションに影響を与えない程度に使用します(バックアップは低速になります)。 標準モードで使用中に、パソコンがアイドル状態(何も操作されていない)になると、自動的に高速モードに移行します。何らかの操作が行われたときに標準モードに戻ります。なお、手動で高速モードを選択した場合は常に高速モードとなります。
Web管理ページにアクセスする
AOSBOXのWeb管理ページ(Webコンソール)では、AOSBOXでバックアップしたファイルを閲覧・管理できます AOSBOX Business版の管理者ユーザーは、ユーザーがバックアップしたファイルを参照できるほか、管理者が使用できる様々な機能にアクセスすることができます。これには、ユーザーやサーバの追加・削除、ポリシーの設定、レポートの確認などが含まれています。 Web管理ページにアクセスするには、ご契約時の書類またはメールに記載されているURLをブラウザーに入力するか、AOSBOXタスクトレイアイコンを右クリックして AOSBOX Webサイトを開く をクリックします。
どのようにRAW画像の画像プレビューを生成することができますか?
方法1: パソコンから AOSBOXのタスクトレイアイコンを右クリックして AOSBOX ホーム画面を表示する をクリックします。 AOSBOXホーム画面から 設定 をクリックします。 左ペインから、 高度な設定 をクリックします。 RAW画像のプレビューを生成(要追加処理) をチェック、またはチェックを外して有効/無効を設定します。 ✅ をクリックして適用します。 方法2: Web管理ページから 【以下の方法は、AOSBOX Businessのみに適用されます】 AOSBOX Web管理ページにアクセスしてログインします。ポリシー① タブをクリックします。 ポリシーの作成 をクリックするか、既存のポリシーの列の 編集 アイコンをクリックします。 設定② タブをクリックします。 RAW画像のプレビューを生成(要追加処理)③をチェック、またはチェックを外して有効/無効を設定します。 </> 保存 をクリックして、変更を保存します。 ポリシーをユーザーに割り当てします。
アカウント内の全ユーザーに適用される設定
【以下の内容は、AOSBOX Businessのみに適用されます】 Web管理ページの設定タブでは、アカウント内の全ユーザーに適用される設定を変更することができます。 これらの設定を確認および変更できます: 通常のストレージにバックアップされたファイルの保持数設定 コールドストレージにバックアップされたファイルの保持数設定 パソコンから削除されたファイル(マイコンピューター内で赤色に表示されているファイル)の保持期間設定 警告メールの設定 この設定を確認するには、 AOSBOX Web管理ページにアクセスして、管理者でログインします。その後 設定タブ をクリックします。
ストリーミング再生とはどのような機能ですか?
重要 この機能はモバイルアプリ(AOSBOX Viewer)用の機能になりますが、当アプリは2024年6月30日をもちまして Google Play ストア と App Store におけるアプリの配信を終了いたしました。 これは、モバイル向けアプリのAOSBOX Viewerで、音楽や動画のストリーミング再生を行えるようにする機能です。 また、JPG写真のサムネール表示もストリーミングに含まれます。JPG写真の場合、ここで指定した容量を超えるファイルは、サムネール表示を行えません。 音楽や動画のストリーミング再生は、通常のストレージにあるファイルのみが可能となっております。JPG写真はコールドストレージ内のファイルもサムネール表示が可能です。
ブロックレベル バックアップ
AOSBOXが実行されるたびに、新しいファイル、修正、および変更されたファイルは、バックアップに追加されます。小さなファイルは、より高速に処理が行えるよう、ファイル全体をバックアップします。 しかし、大きなファイルが変更された場合には、AOSBOXは変更部分をブロックレベルでバックアップすることができます。これは、データベースやOutlookの電子メールファイル(PST)などのように、大容量かつわずかな変更が発生するファイルに最適です。これらのようなファイルの全体をバックアップすることは非常に時間がかかるため、次回のバックアップ開始までにバックアップが完了しなくなり、それが永久にループすることになる可能性があります。 ブロックレベル バックアップは、5MB以上のファイルに対してのみ有効になります。ブロックレベル バックアップの対象となるファイルが変更されて5MB未満になった場合、その世代はブロックレベルではなく完全バックアップが行われます。 ブロックレベル バックアップ対象となるファイルは、スケジュール設定に関わらず24時間ごとにバックアップされるようになります。 変更された部分だけバックアップされるため、世代バックアップで消費するストレージサイズはその差分となります。 レポートの状況一覧に表示されるバックアップのサイズ値も、その差分となります。 ファイルサイズが減少するような変更を行った場合も、ブロックレベルで変更された部分のみバックアップが行われます。レポートの状況一覧上で、その回のバックアップのサイズがマイナスの値になることはありません。 世代一覧に表示される各世代のサイズは差分ではなく、復元したときにダウンロードされるサイズとなります。 ブロックレベル バックアップを行う拡張子を追加するには次の操作を行います: 方法1: パソコンから AOSBOXのタスクトレイアイコンを右クリックして AOSBOX ホーム画面を表示する をクリックします。 AOSBOXホーム画面から 設定 をクリックします。 左ペインから、 高度な設定 ①をクリックします。 ブロックレベル対象の拡張子 テキストボックス②に、ブロックレベル バックアップを行いたいファイルの拡張子を入力します。複数の拡張子を指定する場合は、セミコロンで区切ってください。 ✅ ③をクリックして適用します。 方法2: Web管理ページから 【以下の方法は、AOSBOX Businessのみに適用されます】 AOSBOX Web管理ページにアクセスしてログインします。 ポリシー タブ①をクリックします。 ポリシーの作成 をクリックするか、既存のポリシーの列の 編集 アイコンをクリックします。 拡張子 タブ②をクリックします。 ブロックレベル バックアップを行う拡張子 ブロックレベル バックアップを行いたいファイルの拡張子を入力します。複数の拡張子を指定する場合は、セミコロンで区切ってください。 保存 をクリックして、変更を保存します。 ポリシーをユーザーに割り当て します。
プレゼンテーションモード
AOSBOXには、プレゼンテーション実行中、およびゲームプレイ中に、バックアップを一時停止することができる、「プレゼンテーションモード」の機能があります。プレゼンテーションモードを有効にすると、 モビリティセンターでプレゼンテーション有効中、フルスクリーンでゲームプレイ中、自動的にバックアップを一時停止します。 単にプレゼンテーションを実行しているのみの場合は、バックアップは一時停止されません。 モビリティセンターの機能は、ノート型およびタブレット型の端末でのみ有効になります。 動画の鑑賞は、フルスクリーンの場合でも一時停止されません。 プレゼンテーションモードを設定するには、次の操作を行います: 方法1: パソコンから AOSBOXのタスクトレイアイコンを右クリックして AOSBOX ホーム画面を表示する をクリックします。 AOSBOXホーム画面から 設定 をクリックします。 左ペインから、 リソース最適化 ①をクリックします。 プレゼンテーションモードを有効にする ②をチェック、またはチェックを外して有効/無効を設定します。 ✅ ③をクリックして適用します。 方法2: Web管理ページから 【以下の方法は、AOSBOX Businessのみに適用されます】 AOSBOX Web管理ページにアクセスしてログインします。 ポリシー タブ①をクリックします。 ポリシーの作成 をクリックするか、既存のポリシーの列の 編集 アイコンをクリックします。 設定 タブ②をクリックします。 プレゼンテーションモードを有効にする ③をチェック、またはチェックを外して有効/無効を設定します。 保存 をクリックして、変更を保存します。 ポリシーをユーザーに割り当て します。
シャドウコピー サービスによる、開いているファイルのバックアップ
既定では、AOSBOXは開いているファイルに対してWindows サービスのボリュームシャドウコピーサービス(VSS)を経由してバックアップします。 VSSは開いているファイルに対して自動的に適用され、対象のファイルが開いているか否かの処理を行いますが、これは通常体感することはありません。しかし、開いているファイルの数が非常に多くこの処理に時間がかかっている場合は、任意でVSSの使用を強制してこの処理をスキップすることができます。これは拡張子単位で指定します。 次の操作を行います: 方法1: パソコンから AOSBOXのタスクトレイアイコンを右クリックして AOSBOX ホーム画面を表示する をクリックします。 AOSBOXホーム画面から 設定 をクリックします。 左ペインから、 高度な設定 ①をクリックします。 VSS対象の拡張子 テキストボックス②に、ボリュームシャドウコピーを経由して、開いているファイルであってもバックアップを行いたいファイルの拡張子を入力します。複数の拡張子を指定する場合は、セミコロンで区切ってください。 ✅ ③をクリックして適用します。 方法2: Web管理ページから 【以下の方法は、AOSBOX Businessのみに適用されます】 AOSBOX Web管理ページにアクセスしてログインします。 ポリシー タブ①をクリックします。 ポリシーの作成 をクリックするか、既存のポリシーの列の 編集 アイコンをクリックします。 拡張子 タブ②をクリックします。 シャドウコピーを行う拡張子 テキストボックス③に、ボリュームシャドウコピーを経由して、開いているファイルであってもバックアップを行いたいファイルの拡張子を入力します。複数の拡張子を指定する場合は、セミコロンで区切ってください。 保存 をクリックして、変更を保存します。 ポリシーをユーザーに割り当て ます。
バックアップしないフォルダー(AOSBOX)
お使いのパソコンにAOSBOXをインストールすると、[バックアップしないフォルダー(AOSBOX)] の名前で新しいフォルダーがデスクトップ上に作成されます。 このフォルダーに、バックアップしたくないファイルやフォルダーをドラッグ&ドロップで移動します。このフォルダーにあるファイルは、デスクトップ全体をバックアップするような設定を行ってもバックアップされません。