既定では、AOSBOXは開いているファイルに対してWindows サービスのボリュームシャドウコピーサービス(VSS)を経由してバックアップします。
VSSは開いているファイルに対して自動的に適用され、対象のファイルが開いているか否かの処理を行いますが、これは通常体感することはありません。しかし、開いているファイルの数が非常に多くこの処理に時間がかかっている場合は、任意でVSSの使用を強制してこの処理をスキップすることができます。これは拡張子単位で指定します。
次の操作を行います:
方法1: パソコンから
- AOSBOXのタスクトレイアイコンを右クリックして AOSBOX ホーム画面を表示する をクリックします。
- AOSBOXホーム画面から 設定 をクリックします。
- 左ペインから、 高度な設定 ①をクリックします。
- VSS対象の拡張子 テキストボックス②に、ボリュームシャドウコピーを経由して、開いているファイルであってもバックアップを行いたいファイルの拡張子を入力します。複数の拡張子を指定する場合は、セミコロンで区切ってください。
- ✅ ③をクリックして適用します。
方法2: Web管理ページから
【以下の方法は、AOSBOX Businessのみに適用されます】
- AOSBOX Web管理ページにアクセスしてログインします。
- ポリシー タブ①をクリックします。
- ポリシーの作成 をクリックするか、既存のポリシーの列の 編集 アイコンをクリックします。
- 拡張子 タブ②をクリックします。
- シャドウコピーを行う拡張子 テキストボックス③に、ボリュームシャドウコピーを経由して、開いているファイルであってもバックアップを行いたいファイルの拡張子を入力します。複数の拡張子を指定する場合は、セミコロンで区切ってください。
- 保存 をクリックして、変更を保存します。
- ポリシーをユーザーに割り当て ます。