ブロックレベル バックアップ

AOSBOXが実行されるたびに、新しいファイル、修正、および変更されたファイルは、バックアップに追加されます。小さなファイルは、より高速に処理が行えるよう、ファイル全体をバックアップします。 しかし、大きなファイルが変更された場合には、AOSBOXは変更部分をブロックレベルでバックアップすることができます。これは、データベースやOutlookの電子メールファイル(PST)などのように、大容量かつわずかな変更が発生するファイルに最適です。これらのようなファイルの全体をバックアップすることは非常に時間がかかるため、次回のバックアップ開始までにバックアップが完了しなくなり、それが永久にループすることになる可能性があります。 ブロックレベル バックアップは、5MB以上のファイルに対してのみ有効になります。ブロックレベル バックアップの対象となるファイルが変更されて5MB未満になった場合、その世代はブロックレベルではなく完全バックアップが行われます。 ブロックレベル バックアップ対象となるファイルは、スケジュール設定に関わらず24時間ごとにバックアップされるようになります。 変更された部分だけバックアップされるため、世代バックアップで消費するストレージサイズはその差分となります。 レポートの状況一覧に表示されるバックアップのサイズ値も、その差分となります。 ファイルサイズが減少するような変更を行った場合も、ブロックレベルで変更された部分のみバックアップが行われます。レポートの状況一覧上で、その回のバックアップのサイズがマイナスの値になることはありません。 世代一覧に表示される各世代のサイズは差分ではなく、復元したときにダウンロードされるサイズとなります。 ブロックレベル バックアップを行う拡張子を追加するには次の操作を行います: 方法1: パソコンから AOSBOXのタスクトレイアイコンを右クリックして AOSBOX ホーム画面を表示する をクリックします。 AOSBOXホーム画面から 設定 をクリックします。 左ペインから、 高度な設定 ①をクリックします。 ブロックレベル対象の拡張子 テキストボックス②に、ブロックレベル バックアップを行いたいファイルの拡張子を入力します。複数の拡張子を指定する場合は、セミコロンで区切ってください。 ✅ ③をクリックして適用します。 方法2: Web管理ページから 【以下の方法は、AOSBOX Businessのみに適用されます】 AOSBOX Web管理ページにアクセスしてログインします。 ポリシー タブ①をクリックします。 ポリシーの作成 をクリックするか、既存のポリシーの列の 編集 アイコンをクリックします。 拡張子 タブ②をクリックします。 ブロックレベル バックアップを行う拡張子 ブロックレベル バックアップを行いたいファイルの拡張子を入力します。複数の拡張子を指定する場合は、セミコロンで区切ってください。 保存 をクリックして、変更を保存します。 ポリシーをユーザーに割り当て します。

Read More

プレゼンテーションモード

AOSBOXには、プレゼンテーション実行中、およびゲームプレイ中に、バックアップを一時停止することができる、「プレゼンテーションモード」の機能があります。プレゼンテーションモードを有効にすると、 モビリティセンターでプレゼンテーション有効中、フルスクリーンでゲームプレイ中、自動的にバックアップを一時停止します。 単にプレゼンテーションを実行しているのみの場合は、バックアップは一時停止されません。 モビリティセンターの機能は、ノート型およびタブレット型の端末でのみ有効になります。 動画の鑑賞は、フルスクリーンの場合でも一時停止されません。 プレゼンテーションモードを設定するには、次の操作を行います: 方法1: パソコンから AOSBOXのタスクトレイアイコンを右クリックして AOSBOX ホーム画面を表示する をクリックします。 AOSBOXホーム画面から 設定 をクリックします。 左ペインから、 リソース最適化 ①をクリックします。 プレゼンテーションモードを有効にする ②をチェック、またはチェックを外して有効/無効を設定します。 ✅ ③をクリックして適用します。   方法2: Web管理ページから 【以下の方法は、AOSBOX Businessのみに適用されます】 AOSBOX Web管理ページにアクセスしてログインします。 ポリシー タブ①をクリックします。 ポリシーの作成 をクリックするか、既存のポリシーの列の 編集 アイコンをクリックします。 設定 タブ②をクリックします。 プレゼンテーションモードを有効にする ③をチェック、またはチェックを外して有効/無効を設定します。 保存 をクリックして、変更を保存します。 ポリシーをユーザーに割り当て します。  

Read More

シャドウコピー サービスによる、開いているファイルのバックアップ

既定では、AOSBOXは開いているファイルに対してWindows サービスのボリュームシャドウコピーサービス(VSS)を経由してバックアップします。 VSSは開いているファイルに対して自動的に適用され、対象のファイルが開いているか否かの処理を行いますが、これは通常体感することはありません。しかし、開いているファイルの数が非常に多くこの処理に時間がかかっている場合は、任意でVSSの使用を強制してこの処理をスキップすることができます。これは拡張子単位で指定します。 次の操作を行います: 方法1: パソコンから AOSBOXのタスクトレイアイコンを右クリックして AOSBOX ホーム画面を表示する をクリックします。 AOSBOXホーム画面から 設定 をクリックします。 左ペインから、 高度な設定 ①をクリックします。 VSS対象の拡張子 テキストボックス②に、ボリュームシャドウコピーを経由して、開いているファイルであってもバックアップを行いたいファイルの拡張子を入力します。複数の拡張子を指定する場合は、セミコロンで区切ってください。 ✅ ③をクリックして適用します。 方法2: Web管理ページから 【以下の方法は、AOSBOX Businessのみに適用されます】 AOSBOX Web管理ページにアクセスしてログインします。 ポリシー タブ①をクリックします。 ポリシーの作成 をクリックするか、既存のポリシーの列の 編集 アイコンをクリックします。 拡張子 タブ②をクリックします。 シャドウコピーを行う拡張子 テキストボックス③に、ボリュームシャドウコピーを経由して、開いているファイルであってもバックアップを行いたいファイルの拡張子を入力します。複数の拡張子を指定する場合は、セミコロンで区切ってください。 保存 をクリックして、変更を保存します。 ポリシーをユーザーに割り当て ます。

Read More

バックアップしないフォルダー(AOSBOX)

お使いのパソコンにAOSBOXをインストールすると、[バックアップしないフォルダー(AOSBOX)] の名前で新しいフォルダーがデスクトップ上に作成されます。 このフォルダーに、バックアップしたくないファイルやフォルダーをドラッグ&ドロップで移動します。このフォルダーにあるファイルは、デスクトップ全体をバックアップするような設定を行ってもバックアップされません。

Read More

ファイルの世代数を変更するには

【NOTE】この内容は、AOSBOX Businessをご利用の場合のみに適用されます。 ファイルの世代管理機能は、AOSBOX Cool、Businessの両方で使用できますが。Businessでは、バックアップファイルの世代数を任意に変更できます。 世代数を変更するには、次の操作を行います: AOSBOX Web管理ページにアクセスしてログインします。 設定 タブ①をクリックします。 保持設定 タブ②をクリックします。 通常のストレージの保持、およびコールドストレージの保持で、それぞれの世代数や保持する日数を指定します。③ 設定後 保存 をクリックします。 この設定は、アカウント内の全ユーザーに適用されます。

Read More

定期的に変更されたファイルを検出する

AOSBOXは、常にバックアップ対象となっているファイルの変更を検出しますが、定期的にこれらの変更されたファイルを検出するようにチェックすることを強制できます。 次の操作を行います: 方法1: パソコンから AOSBOXのタスクトレイアイコンを右クリックして AOSBOX ホーム画面を表示する をクリックします AOSBOXホーム画面から 設定 をクリックします。 左ペインから、 スケジュール ①をクリックします。 バックアップデータ整合性チェックの実行時間 コンボボックス②から、チェックを行う時間の間隔を指定します。 ✅ ③をクリックして適用します。   方法2: Web管理ページから 【以下の方法は、AOSBOX Businessのみに適用されます】 AOSBOX Web管理ページにアクセスしてログインします。 ポリシー タブ①をクリックします。 ポリシーの作成 をクリックするか、既存のポリシーの列の 編集 アイコンをクリックします。 設定 タブ②をクリックします。 バックアップデータ整合性チェックの実行時間 コンボボックス③から、チェックを行う時間の間隔を指定します。 保存 をクリックして、変更を保存します。 ユーザーにポリシーを割り当て ます。  

Read More

重複データ除外機能について

AOSBOXは重複データ除外機能を導入しています。この機能は、重複したファイルを検出するためにパソコンとオンラインストレージサーバー間で動作します。 他のパソコンに同じファイルをコピーしたり、アーカイブしたパソコンの再バックアップを開始する際に、同じファイルをバックアップするように設定すると、AOSBOXは以前と同じバックアップデータであることを認識します。AOSBOXは再びファイルをスキャンしますが、実際にはバックアップデータとしてアップロードしません。これは、ネットワーク負荷の軽減につながります。 これによって、大量のデータが一瞬でアップデートが完了しているように見え、実際のバックアップが行われていないと認識されることがあります。実際、それらのファイルはアップロードはされておりません。しかし、他のファイルと同様にWeb管理ページからダウンロードしたり、復元ユーティリティで復元可能なものです。 サーバー側は、それらの重複ファイルはそれぞれのファイルの場所のもとにコピーされます。あなたは、重複データが除外されていることを意識せず、同じ場所からファイルを参照したり復元したりできます。

Read More

バックアップをスケジュールする

AOSBOXは、定期的にバックアップを行うか、特定の時間にバックアップを行うかを選択できます。 方法1: パソコンから AOSBOXのタスクトレイアイコンを右クリックして AOSBOX ホーム画面を表示する をクリックします。 AOSBOXホーム画面から 設定 をクリックします。 左ペインから、 スケジュール をクリックします。 等間隔でバックアップする から定期的に自動バックアップを行うか、 スケジュールを設定する で、特定の時間にバックアップを行うかを指定します。 ✅ をクリックして適用します。 方法2: Web管理ページから 【以下の方法は、AOSBOX Businessのみに適用されます】 AOSBOX Web管理ページにアクセスしてログインします。 ポリシー タブ①をクリックします。 ポリシーの作成 をクリックするか、既存のポリシーの列の 編集 アイコンをクリックします。 設定 タブ②をクリックします。 バックアップのスケジュール セクションで、等間隔でバックアップする から定期的に自動バックアップを行うか、 スケジュールを設定する で、特定の時間にバックアップを行うかを指定します。③ 保存 をクリックして、変更を保存します。 ポリシーをユーザーに割り当て します。   スケジュールを設定した場合、AOSBOXが終了していてタスクトレイにAOSBOXのアイコンがない状態でも、設定したスケジュールに沿ってバックアップは行われます(「等間隔でバックアップする」を選択した場合は除きます)。 スケジュールでバックアップする際、日をまたぐ設定を行うと、次の日がバックアップする曜日でなくてもその時間まではバックアップが継続されます。 (例:金曜日のみ、23時から翌1時までをスケジュールとして設定した場合、翌1時まではバックアップしない土曜日であってもバックアップが行われます)

Read More

Webブラウザーで直接ファイルをアップロードするには

【NOTE】この内容は、AOSBOX Businessをご利用の場合のみに適用されます。 AOSBOX Business版をご使用の場合、AOSBOXクライアントをパソコンにインストールしていなくても、Webブラウザーで直接ファイルをアップロードできます。アップロード先は、常に通常のストレージとなります。 直接ファイルをアップロードするには、次の操作を行います: AOSBOX Web管理ページにアクセスしてログインします。 マイコンピューター タブ①をクリックします。 左ペインのパソコン一覧から、アップロード先となるパソコン②を選択し、アップロード先となるフォルダーを選択します。以降の手順でアップロードされるファイルは、ここで選択したパソコンおよびフォルダーのファイルとして扱われます。 パソコンのWindows エクスプローラーなどから、Webブラウザーにバックアップしたいファイル/フォルダーをドラッグ&ドロップします。または、アップロードアイコン③をクリックして、アップロードするファイルを選択します。

Read More

ファイルの世代管理

AOSBOXは、ファイルを増分的にバックアップしますので、バックアップした後それらのファイルが変更され、次回のバックアップが行われると、そのファイルは新しい世代としてバックアップされます。 ファイルの古い世代を復元することを選択することができます。 AOSBOX Businessでは、バックアップするファイルの世代数を変更できます。詳細については こちら をご覧ください。 AOSBOX Coolでは、この世代数は 10 で固定され、変更することはできません。 指定された世代数より古いファイルは、次回のバックアップが行われたときに参照できなくなります。 バックアップしたファイルの古い世代を復元、または表示する方法の詳細については、こちら をご覧ください。

Read More